「実家に帰ると、必ずお墓参りに行く」
そんな習慣がある方も多いのではないでしょうか。
近年は、墓じまいや樹木葬などお墓のあり方も大きく変わってきています。
この記事では、実家に帰るたびにお墓参りをする中で感じた、母の変化と、これからのお墓について考えたことを綴ります。

実家に行くと私は自然と"子供モード"になります。
けれどその横で、母も少しだけ"子供に戻る瞬間"があるのです。
実家に帰ると必ずお墓参りに行く理由
実家に帰るたび、母方のお墓参りに立ち寄ります。
最近は、墓じまいや樹木葬など、お墓事情も大きく変わってきました。
「これからのお墓はどうする?」そんな話題も増えるなか、今の私たちにとってお墓参りは、思いがけず心が整う時間になっています。
変わるお墓事情|墓じまい・樹木葬・海洋散骨
最近は墓じまいや樹木葬、海洋散骨など、お墓のあり方も大きく変わってきました。将来的に墓じまいを選ぶ人が増えてきていると聞きます。樹木葬や海洋散骨も現実的なものになりました。
私自身も、そうした選択を現実的に考えることになるのだと思います。
けれど今は、こうしてお墓参りに来られる時間が、ただ素直に心地いいのです。
頭では"これから"を考えながら、
心は"今ここ"に安心している。
少し矛盾しているようで、でもどちらも本音。
その揺れごと抱えながら、今日も手を合わせています。
母が子どもに戻る、お墓参りの時間
ご住職からは「気軽にどうぞ」と言われていますが、母は「そんなに気軽に行っていいの?」と慎重です。
私が「今日も寄ってきたよ」と伝えると「そう、ありがとう…」と母。
このやりとりが続いたある日、
「行ってみようかな」
とつぶやいた母。
お墓の前で「また来たよ」と手を合わせる姿は、どこか小学生の「ただいま」に似ています。
何歳になっても子は子。
そして、母もまた"子"になる時間があるのだと気づきました。
今ここでお墓参りできる幸せ
未来のお墓の形は変わるかもしれません。
けれど今、この場所にきて手を合わせられること。
それは、当たり前のようで当たり前ではない時間です。
もしかすると次は、母のほうが「お墓参り、行こうよ」と私を誘ってくるかもしれません。
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今の暮らしを、できるだけ長く大切にするために。