〜お地蔵父の任務シリーズ③〜

高齢夫婦の生活において、避けて通れないテーマがあります。
それが「家事分担」。
理想はもちろん、お互いに協力して生活すること。
……なんですが。
現実はというと、どうしても母の負担が大きくなりがちです。
体力があった頃は回っていた家の中も、今ではじわじわと限界に近づいている様子。
これはもう、見て見ぬふりはできません。
ということで始まったのが、我が家の恒例企画。
任務シリーズ。
前回までの任務はこちらからどうぞ
シリーズ①
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シリーズ②
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今回の任務:皿洗い(ただし難易度は最低設定)
今回、父にお願いする任務は「皿洗い」。
とはいえ。
いきなり全部任せる?
……いや、それは無理です。
たぶん無理、ではなく確実に無理。
現実、父は「任務レベル1」。
いきなりボス戦に放り込むわけにはいきません。
目標はただひとつ。
継続。
小さな一歩を、できるだけ長く。
作戦内容:自分の皿は自分で洗う(ただし時間制限なし)
ここで問題になるのが、父の特性。
とにかく、食べるのが遅い。
本当に遅い。
ゆっくり、ではなくびっくりするほど遅い。
夕方になるとすでにヘトヘトの母は、
「もう待てない」とばかりに自分の分をさっと片付けます。
そして、ここでようやく父の出番。
自分が使った食器を、自分で洗う。
ただし父の場合ーー
早く洗う、ではなく丁寧に洗う。
父、皿洗いに目覚める
ゆっくりながらも、確実に皿を洗う父。
私はというと、ここぞとばかりに褒めて伸ばす作戦。
実家に行くたびに確認すると、父は決まってこう言います。
「いつもやってるよ」
私「すごいね👏」
そして、
何かにつけて言う。
「皿洗い?いつもやってる」
まるでライフワークのように言う。
いや、つい最近始めたばかりなんですけどね。
母の日じゃないけど、続けばそれでいい
正直なところ、完璧じゃなくていいんです。
スピードも、仕上がりも、プロレベルじゃなくていい。
でも、
やることが当たり前になること。
これが一番大事。
母の日でもなんでもない日常で、当たり前のように皿を洗う父。
その姿が定着すれば、それだけで大成功です。
多少調子に乗っていても問題なし。
むしろそのまま乗っていてほしい。
まとめ|高齢の親の家事分担は「できることを、続ける」が正解
高齢の親に家事をお願いするのは、正直簡単ではありません。
でも、
・いきなり完璧を求めない
・小さく始める
・とにかく褒める
この3つで、少しずつ変わっていきます。
我が家の任務シリーズ、次はどこまでレベルアップするのか。
引き続き、見守っていこうと思います。
できることを少しずつ増やしながら。