〜実家に行ったら必ずやること〜
母の肩に貼る湿布は、私にとって"帰省のしるし"。
高齢になった母は、肩や腰の痛みが日替わりでやってきます。
小さな手当ての時間が、親子の距離までそっと近づけてくれる気がします。

高齢の母の肩の痛みは、帰省するとすぐわかる
実家に着いて上着を脱ぐより先に母の肩の上がり方でわかります。言葉にしなくても、今日はここだな、と。
昨日は腰、その前は膝。
母の体は毎日どこかが"本日の主張"をしているらしく、中でも肩はレギュラーメンバー。
気づけば肩には、もはや"常設インテリア"のように湿布。
服の下に貼っているのに、なぜか存在感がすごいのです。
高齢になると、肩や腰の痛みは日常の一部になっていくんだなと帰省のたびに感じます。
自分では貼れない肩の湿布|父と母の、共同作業
湿布は自分で貼るのが難しい場所代表。
腕をぐるぐる回して挑戦してみるものの、
「そこじゃない、もうちょい上!」と一人ツッコミ状態。
父が手伝ってくれることもあるのですが、これがなかなかの共同作業になります。
「これ、どっちが表?」
「ツルツルしてる方じゃない?」
「それ、フィルムまだついてる!」
リビングで繰り広げられる"湿布会議"。
貼る前から、もう一仕事終えた空気です。
ようやく貼れたと思ったら、
「なんか違う気がする」と貼り直し、
見ていると申し訳ないけれど、ちょっと笑ってしまう、実家の日常です。
湿布一枚でも、今の私にできる親孝行
そんなわけで、私の実家でのミッションになっています。
位置を確認しながらぺたり。
空気を抜くように、手のひらでそっと押さえます。
「どう?」
「うん、やっぱり違うねぇ」
そう言って母が肩をくるくる回すのを見ると、たいしたことはしていないのに、なんだか大きな仕事をやり遂げた気分になります。
父も横から
「プロだな」
なんて言うものだから、つい得意顔。
湿布一枚。
時間にしたら数分のこと。
でも、
「貼ってもらうと安心する」
そういわれると、これはもう立派な"帰省の役割"です。
肩が軽くなったと言って笑う母の顔を見ると、
重かったのは肩だけじゃなかったのかもしれない、なんて思ったりして。
帰るころには、
また次の湿布が用意されているのも、もうお約束。
小さな手当てだけれど、この時間があるなら、
「また来よう」が増えていくのだと思います。
高齢の親の肩や腰の痛みは、特別なことではなく日常のひとコマ。
高齢の親を支える小さな役目は、実家のあちこちに増えていくのかもしれません。
帰省のたびにできる小さな手助けが今の私にできる親孝行なのかもしれません。
実家で増えていく"小さな役目"について書いた記事はこちら
honobono-support-biyori.com
帰省ルーティンを書いた記事はこちら
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今日もまた、実家で"今できること"を重ねる一日。