
実家に行くと、なぜか母から服が回ってきます。
「これあんた着ない?」と差し出される母セレクトの服は、だいたい私の想定を超えてきます。
母からのお下がり服。
正直、最初は戸惑うのにーーなぜか最後は"似合ってくる”のです。
家で着るとキャラが変わる服の不思議
お店の鏡の前だと、なんとなく自分がワンランク上に見えるあの現象。
母も毎回その魔法にかかります。
そして魔法が解けた瞬間ーー
服は私のもとへ。
「これ、あんた着ない?」
そう差し出す母は、なんだかちょっと申し訳なさそうで、ちょっと期待している、そんな顔をしているのです。
母が選ぶ服はなぜか
"色強め・ゆったり・柄強め”
差し出されるのは
・色強め
・デザインゆったり
・柄の主張強めの"三強"
私は絶対に選ばない。
でも母は本気で「似合うと思って買ったんだけどなぁ…」と小声で言います。
いや、思考の道のりを聞きたい。
けれどその素直な気持ちがかわいくて、つい受け取ってしまうのです。
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母のお下がり服、渋々着ると似合ってくる現象
とりあえず袖を通してみる。
「まぁ……家で着る分にはね?」
そう思って鏡を見るとーー
あれ?悪くない。
むしろ、アリ。
母がちょっと誇らしげ。
父の"ふわっと肯定”がいちばん効く
だいたいこういう時、横から父がひょっこりと現れ
「似合ってるよ〜」
と、よくわからないタイミングで褒めてくれます。
タイミングもテンションもふわっとしているのに、なぜかいちばん効くのです。
結論:母セレクトは
"優しい新ジャンル開拓"
気づけば、私のクローゼットには母由来の"ちょっと冒険服ゾーン"ができています。
母が自分の失敗を押しつけているのか、
それとも私を新しい世界に案内しているのか。
たぶんそのどちらも、ちょっとずつ当たっているんだろうと思います。
今日もまた、母の「似合うと思ってたんだけどなぁ」が、私の世界を少しだけ広げていきます。
今日もまた、今を重ねる一日。