〜免許証返納シリーズ③〜

高齢の親の免許返納、悩ましい問題ですよね。
わが家の母も、これまでは「いつかは」と思いながら、どこかまだ先の話として捉えていました。
免許返納の問題は、一度で答えが出るものではありません。
これまでの経緯はこちらの記事で書いています。
シリーズ①
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シリーズ②
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しかし今年は、いよいよ免許更新の年。
更新するのか、それとも返納するのかーー
"1年がかり"とも言われる高齢者の免許更新を前に、母は今、真剣に悩んでいます。
高齢者の免許更新は"1年がかり"で始まる
70歳以上の免許更新には高齢者講習があり、
75歳以上になると認知機能検査も必要になります。
更新の半年前には案内が届き、対策のための問題集を手に取る人も少なくありません。
必死に勉強しないといけない現実。
思っている以上に、早い段階から準備が始まります。
免許を残すか返納するか、簡単には決められない理由
必死に勉強して合格した以上、その免許を使わずにいるという選択は簡単ではありません。
足が弱い母にとって、車はほぼ唯一の移動手段です。
だからこそ、どうしても頼らざるを得ない現実があります。
免許だけ更新して、車には乗らないーー
そんな余裕は、母の生活にはありません。
周りを見ても答えはひとつじゃない
同じ高齢者でも、状況はさまざまです。
免許を持たず、バスを使いこなしている人。
最近返納したものの、自転車で動いている人。
更新に前向きな人。
返納を全く考えていない人。
まさに十人十色で、正解はひとつではありません。
母からの打診|返納後の生活を見据えて
そんな中、母の方からこんな話が出ました。
「もし免許を返納したら、買い物や病院ってどのくらい頼める?」
これまで心の中で悩んでいた母が、はじめて"その先の生活"を具体的に考え始めた瞬間でした。
いよいよ"もしもの話"ではなくなってきたのだと感じました。
家族としてできることを考える
母の中にある、「できるだけ自分で」というストッパーを少し外すことができれば、
私は今の関わり方の延長で無理なくやっていけるのではないかと感じています。
返納の話が出てからは、これまで以上に実家に行くよう心がけるようになりました。
そうやって過ごしていく中で、気がつけば「最近、車に乗っていないな」となるーー
そんな流れが理想なのかもしれません。
無理にやめるのではなく、自然と必要なくなっていく形が一番いいように思います。
サポートの負担と、それでも感じる安心
正直なところ、多少のプレッシャーはあります。
それでも、高齢者の運転に関するニュースを見るたびに、
どこか気が気ではいられないのも本音です。
そう考えると、関わることで得られる安心もあるのだと感じています。
不安を抱えたままでいるよりも、関われる安心の方が大きいのかもしれません。
まとめ|「悩み始めたとき」がひとつのタイミング
足腰が弱く、車が生活の中心にある母。
それでも、こうして悩んでいること自体が、ひとつのタイミングなのかもしれません。
「まだ大丈夫」と「もう危ない」のあいだて揺れるこの問題。
悩み始めたときこそが、免許返納を考えるきっかけなのかもしれません。
迷走中ですが、同じように免許返納に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
今の暮らしを、できるだけ長く大切にするために。