高齢の親との日常や生活サポート、健康管理の小さな工夫を、ちょっぴりユーモアを交えて綴るブログです。親との暮らしのリアルな出来事を通して、今の実家との関わりを記録しています。

高齢の父が自主的に始めた家事|小さな役割が家庭を救う話

 〜お地蔵父の任務シリーズ④〜

高齢夫婦の家事分担、理想と現実

高齢夫婦の理想の生活。

夫婦で家事を分担し、支え合いながら暮らす。

……うん、理想はね。

現実はなかなか難しい。
我が家も、家事の大部分を母が担っており、だいぶ限界が近い。
そこで私はこれまで、父に少しずつ任務を託してきました。

お地蔵父の任務シリーズ、現在の進捗

・シリーズ①「戸締り任務」
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シリーズ②「洗濯物干し補助任務」
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シリーズ③「自分が使った皿を洗う任務」
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で、現在の進捗。

戸締り任務 → 継続中
皿洗い任務 → 継続中
洗濯物干し補助任務 → ほぼ壊滅

なぜなのか。

なぜ洗濯物干し補助任務だけ続かなかったのか

ここで私は、お地蔵父の行動原理を分析しました。
戸締りと皿洗いには共通点がある。
「自分がやらなければ後がない」
ということです。

閉めなければ、家が開きっぱなしになる。
皿を洗わなければ、自分の食器が残る。
つまり、"自分の責任が見えやすい任務"。
一方で、洗濯物干し補助。
これは、母がやっている家事の手伝い。
極論、父がやらなくても母がやる。
すると父の中で、
「まあ…なんとかなるか」
になるのではないか。

現場監督のような父

そんなある日。
私は電気ポットに水を入れていました。
するとそれを見ていた父が、現場監督のような顔で、
「いや、もっともっと」

…いや、もう満水線まで入ってますけど。
しかも謎の指導まで入る。

父が自主的に続けていた"ポットの水係"

その後、母との何気ない会話で衝撃の事実を知る。

「ポットに水入れるの、いつもお父さんやってくれるよ」

え?

父が?

道理で。

やたら"水量への情熱"が強いと思った。

なるほど。

名前のない家事が生活を回している

家事というのは、掃除や洗濯や料理みたいな"わかりやすい家事"だけではない。

・ポットに水を入れる
・ゴミ袋をセットする
・電気を消す
・ティッシュを補充する

そんな"名前のない家事"が大量に存在しています。
でも、その小さな家事が、実は生活を回しています。
そして父は、自主的にその任務を始めていた。

これは大きい。

しかも、ポットの水係には、お地蔵父向きの条件がそろっている。

・単純
・簡単
・達成感がある
・自分がやらなければ困る

なるほど。

お地蔵父攻略の法則、見えました

見えた。

これがお地蔵父攻略の法則。

「一緒にやる」ではなく、
「自分がやらなければ後がない」と思えること。
そして、
「単純で簡単で達成感が強い」こと。

今後も私は、この条件に合う任務を探し続けたい。

次なる任務候補は、
"トイレットペーパー補充係"あたりかもしれない。